旅行は楽しいものですが、食事や生活リズムが変わると、私の胃はすぐに「大騒ぎ!」してしまいます。普段は元気な胃も、知らない土地のご当地グルメや長距離移動の疲れで、胃酸過多や胸やけに悩まされることも。
私自身、国内旅行でも海外旅行でも、かつては「旅行中は胃薬が手放せない…」という状態でした。しかし、あるときから自分なりの胃ケアルーティンを確立することで、旅行中でも快適に過ごせるようになりました。今回は、その体験談を交えながら、旅行中でも胃を守る生活習慣と食べ方をご紹介します。
胃トラブルは旅行中に起こりやすい理由
旅行先で胃が不調になるのは、単なる偶然ではありません。私の場合、次のような要因が重なっていました。
- 食べすぎ・早食い
観光で忙しいと、食事を急ぎがちです。特に旅行先の名物や美味しいご当地料理は「少しずつ食べる」のが難しく、つい大量に食べてしまいます。 - 脂っこい・刺激物の増加
屋台料理や洋食、濃い味付けの料理が多くなると、胃酸過多や胸やけを起こしやすいです。 - 生活リズムの乱れ
朝寝坊したり、夜更かししたりするだけでも胃は敏感に反応します。私は、移動日の朝はコーヒーを飲みすぎて胃痛になったこともあります。 - ストレスや疲労
長時間の移動や人混み、荷物運びの疲れも、胃酸の分泌に影響します。旅行中は楽しいはずなのに、胃のせいでテンションが下がることもありました。
私の旅行先胃ケアルーティン
旅行中でも快適に過ごすために、私が実践しているルーティンは次の通りです。
1. 朝食は胃に優しいものからスタート
旅行の朝は、つい「せっかくの朝食バイキングだから!」と張り切ってしまいますが、私は胃を守るためにおかゆやスープ、ヨーグルトを優先。
例えば、北海道旅行では海鮮丼を食べる前に、まず温かいおかゆで胃を温めてから楽しむようにしています。これだけで胸やけや胃もたれがぐっと減りました。
2. 食べる量をコントロール
旅行中は「全部食べなきゃもったいない!」と思う気持ちもありますよね。私も以前はそうでしたが、今は腹八分目を意識しています。
一皿でも「少し残す勇気」を持つと、胃は驚くほど楽になります。例えば、京都の料亭で天ぷら定食を注文したとき、天ぷらは2種類だけにして、ご飯も少なめにしました。結果、夜まで胸やけせずに観光を楽しめました。
3. ゆっくり噛む
旅行中は写真を撮りながら食べたり、観光中に急いで食べたりしがちです。私はひと口30回を目安にゆっくり噛むよう意識しています。
長野でそばを食べるときも、急いですすらず、味わいながら噛むことで、胃がスムーズに消化してくれます。
4. 水分はこまめに・食事中は控えめ
旅行中は喉が渇きやすいですが、食事中に大量の水分を取ると胃酸が薄まり、消化が遅れることがあります。私は食前20分と食後1時間以内に水分補給を分けて行っています。
バス移動中や散策中に水分をとると、胃にも優しく、脱水も防げます。
5. 胃薬とサプリは持ち歩き
万が一のために、私は胃薬と乳酸菌サプリを旅行バッグに常備。夜遅くに重めの夕食を食べた場合でも、軽く服用するだけで安心です。
胃に優しい旅行先の食べ方
旅行先ではどうしても刺激物や脂っこいものに出会いますが、工夫次第で胃を守れます。
- 温かい料理を優先:汁物や煮物、蒸し料理は胃に負担が少ないです。
- 少量ずつ楽しむ:屋台や名物料理はシェアするのも手です。
- 食後は軽く歩く:観光しながら消化を助けると、胸やけが出にくいです。
例えば沖縄旅行では、ゴーヤチャンプルーやラフテーは少なめにして、野菜スープを多めに取ると、夜も快適に眠れました。
体験談:私の旅行中胃トラブルエピソード
以前、福岡旅行で屋台ラーメンを夜に食べ過ぎてしまい、深夜に胸やけで目が覚めたことがあります。
それ以来、私は旅行前に**「胃にやさしい食材リスト」を作っておく**ようにしました。おかげで、最近の京都や北海道、沖縄の旅行では、夜中に胃がもたれることはほとんどなくなりました。
また、旅先でホテルの部屋に戻ったら軽く背もたれを高くして休むのも、私のルーティンの一部です。ほんの10分でも胃が落ち着き、翌日の観光も元気に楽しめます。
私が作っている「胃に優しい食材リスト」の一例
| カテゴリ | 食材例 | ポイント・使い方 |
|---|---|---|
| 主食 | おかゆ、うどん、柔らかいご飯 | 消化にやさしく、胃に負担がかかりにくい |
| タンパク質 | 鶏ささみ、白身魚、豆腐 | 脂肪分が少なく胃にやさしい |
| 野菜 | にんじん、かぼちゃ、ほうれん草 | 柔らかく煮て食べると消化が良い |
| フルーツ | バナナ、りんご、もも | そのままでも、蒸す・煮るとさらに胃にやさしい |
| おやつ・デザート | 蒸しパン、白玉、わらび餅 | 甘さ控えめで胃への負担が少ない |
| 飲み物 | 白湯、麦茶、100%フルーツジュース | 冷たすぎず、胃を温めると消化がスムーズ |
胃ケア以外の旅行ルーティン
胃を守るだけでなく、旅行中の体調管理も大切です。
- 早めの就寝:睡眠不足は胃酸の分泌を促すので、夜更かしは避けます。
- ストレス軽減:観光スケジュールは詰め込みすぎず、休憩時間を確保します。
- 軽い運動:ホテル周辺を散策したり、階段を使ったりすると血流がよくなり、消化も助かります。
まとめ:旅行先でも胃を守るコツ
私の旅行先胃ケアルーティンをまとめると、次のポイントが重要です。
- 朝食は胃に優しいものから
- 食べる量は腹八分目
- ゆっくり噛む
- 水分はこまめに摂り、食事中は控えめ
- 胃薬やサプリを持ち歩く
- 食後は軽く歩く
- 睡眠とストレス管理を意識する
旅行中でもこれらを意識するだけで、胃酸過多や胸やけを防ぎつつ、食事や観光を心から楽しめます。
私の体験からも、旅行先で胃が不調になるのは防げることだとわかりました。旅行前に少し準備して、自分の胃を大切にするだけで、旅の思い出ももっと楽しくなります。


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