胃弱でお腹にガスがたまる…私の“おならとの戦い”リアル体験談

体験談

胃弱と付き合いながら暮らしていると、さまざまな悩みやトラブルがついてきます。
食べすぎれば胃が重くなり、冷たい飲み物を急に飲めばムカムカ…。
人と同じように食べているだけなのに、自分だけ体調が崩れることも多く、「またか」と落ち込む日もあります。

その中でも、私が最も苦しめられているのが 「お腹にガスがたまること」
そしてその結果として出てくる 「おなら」 です。

お腹がパンパンに張って痛いくらい苦しい。
ガスを外に出さなければ楽になれないのに、世間的には「おなら=恥ずかしいもの」という空気があります。
私は長年、このギャップに悩み、振り回されてきました。

今回は、そんな 「ガスとおならとの戦い」 を正直に書いてみたいと思います。


おならは笑い話?それともマナー違反?

テレビを見ていると、ときどき「夫婦の前でおならをするか、しないか」といったテーマで盛り上がることがあります。
スタジオが笑いに包まれて、「私は絶対に夫の前ではしない」「うちはおならも含めてオープンな関係」などと意見が飛び交います。

でも、私にとってはそんな次元の話ではありません。
「1日に何回おならが出るかわからない」
これが現実だからです。

一度数えてみようと思ったこともありますが、途中で「無理だ」と諦めました。
とにかく次から次へとガスが発生し、外に出さないとお腹が張って痛くなる。
私にとって 「おならを我慢する」 というのは、単なるマナーではなく 「体を壊すかどうか」の瀬戸際 なのです。


我慢できない現実と、家族の理解

幸いだったのは、家族が私の体質を理解してくれたことです。
夫や子どもたちにとって、私がおならをするのは日常茶飯事。「ああ、またか」と流されるくらいで、恥ずかしいことでも、嫌がられることでもありません。

もちろん最初からそうだったわけではありません。
結婚したばかりの頃は「こんなにおならをする妻で大丈夫かな」と不安になったこともあります。
でも、正直に 「我慢するとお腹が張って本当に苦しい」 と伝えると、夫はあっさりと 「そんなの我慢しなくていいよ」 と受け止めてくれました。

それ以来、私は家の中では必要以上に隠すことなく、自然体でいられるようになりました。
家族の理解がなければ、とてもやっていけなかったと思います。


社会に出ると「恥ずかしさ」との葛藤が大きい

しかし、外に出れば話は別です。
電車、会社の会議、友人との集まり…。
そんなときにお腹にガスがたまっていく感覚ほど、恐ろしいものはありません。

  • 「今ここで出たらどうしよう」
  • 「音が出たら絶対に恥ずかしい」
  • 「もし匂いで気づかれたら…」

そんな不安が頭を占領してしまい、目の前の会話に集中できなくなる。
せっかく楽しい時間のはずなのに、私は心ここにあらず。
実際、ガスを我慢してお腹が張りすぎ、途中で具合が悪くなったこともありました。

世間では「おならはマナーの問題」「恥ずかしいもの」としか考えられないことが多いですが、私にとっては 「健康に関わる深刻な問題」
この価値観のずれは、本当に苦しいものがあります。


体験から学んだ「工夫」

この体質と付き合う中で、私なりに工夫してきたこともあります。

温かい飲み物でガスを動かす

  • 朝起きたら白湯やハーブティーを少しずつ飲む
  • 寝る前にホットミルクでリラックス

軽い運動・ストレッチ

  • 家事の合間に腰回しや腹筋ストレッチ
  • 食後に軽く歩くとお腹が楽になる

胃腸にやさしい食べ物を選ぶ

  • おかゆ、雑炊、やわらかい煮物中心
  • 炭酸飲料や揚げ物はなるべく控える

市販の整腸剤や胃薬も活用

  • 症状が強いときは薬でサポート
  • 「ひとりで我慢しすぎない」ことも大事

もちろん、これで完全にガスがなくなるわけではありません。
それでも 「少しでもお腹が張りにくくなる」工夫 を続けることが、自分にとっては大事でした。


「恥ずかしい人間」ではない

このテーマについて書くのは正直、勇気がいりました。
でも、同じように 「お腹にガスがたまって苦しい」「おならが止まらない」 と悩んでいる人は少なくないはずです。

世間的には「おなら=恥ずかしいもの」という固定観念が根強くありますが、私にとっては 「出さないと生きづらいもの」
病的な原因がある以上、単なるマナー違反ではありません。

だからこそ伝えたいのです。
あなたは「恥ずかしい人間」ではありません
同じように悩んでいる人がここにもいます。


まとめ:ガスとの戦いは終わらないけれど

胃弱にとって、ガスとおならの問題は避けて通れない大きなテーマです。
世間の価値観と、自分の体の現実。その間で葛藤しながらも、私は少しずつ自分なりの付き合い方を見つけてきました。

  • 「おならをする自分は恥ずかしい」と思うのではなく
  • 「おならを出すことで体が守られている」と考える

そう思えるようになったとき、少しだけ心が軽くなりました。

ガスとの戦いは終わらないけれど
…でも、私は自分の体と正直に向き合いながら、この現実を受け入れて暮らしていこうと思います。

ちなみに、私が長年の経験から「これはあると安心」と感じているのが、ガスを溜めにくくしてくれる整腸剤。外での予定があるときや、人と会う前に飲んでおくと気持ちも楽になります。
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ガスとの戦いは、これからも続きます。
でも、私は自分の体と正直に向き合いながら、この現実を受け入れて暮らしていこうと思います。

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